東播

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次々にため池に飛び込む氏子ら=稲美町六分一
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次々にため池に飛び込む氏子ら=稲美町六分一

 さわやかに晴れ渡った13日、兵庫県東播地域で秋祭りが最高潮を迎えた。華やかなみこしや屋台が通りを行き交い、町には太鼓の音や、氏子たちの勇ましい掛け声が響いた。

 天満神社(同県稲美町国安)の本宮では、みこしをため池に投げ入れる「みこし渡御」があった。みこしに続いて若衆も次々と池に飛び込み、多くの見物客が見守った。

 平安時代、菅原道真が九州・太宰府に向かう途中で同神社に立ち寄り、近くの天満大池で手を清めたという。この言い伝えにちなみ、五穀豊穣や地域の繁栄を願って、投げ込みを行うようになったとされる。

 行事は12地区の氏子が持ち回りで行い、今年は岡地区が当番。本殿での神事に続き、みこしに塩や酒がまかれ、法被姿の氏子「十六人方」が威勢よくみこしを担ぎ上げ、鳥居前にある天満大池に移動した。

 みこしを、一気に約3メートル下の水面に投げ入れると、先を争って自分たちも池の中へ。「今年や豊年だよ ヨイヨイ」と伊勢音頭を歌いながら、池の中で何度もみこしを差し、盛り上がりは最高潮に達した。みこしは計3回投げ込まれ、ずぶぬれになりながらも練りを続ける若衆に、大きな歓声と拍手が送られた。

 十六人方代表の山本勇輝さん(37)は「代々続く行事を無事に終えられてよかった。水は冷たかったが、しっかり練ることができた」と笑顔を見せた。(小森有喜)

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