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体調不良や要望を、指さしで伝えられるイラスト入りボード=加古川市役所
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体調不良や要望を、指さしで伝えられるイラスト入りボード=加古川市役所

 災害時に障害者や外国人との意思疎通に役立てようと、兵庫県加古川市が「コミュニケーション支援ボード」を作り、市内の小中学校など指定避難所72カ所に設置した。イラストに平易な日本語、英語、中国語を併記。ボードのイラストなどを指さすことで、体調や要望を伝えられるようにした。

 ボードはA3判の二つ折りで、「困りごと」「体調のこと」「あなたのこと」の3種類で構成。困りごとでは、○、×のイラストでそれぞれ表現した「はい・ある」「いいえ・ない」や、トイレ、食べたいなどの12項目を用意。体調については、熱や痛み、吐いたなどの症状のほか、全身の前と後のイラストを指し、どこに症状があるかを説明できるようにした。

 「あなたのこと」は、名前や住所の欄のほか自由記述欄を設け、水性ペンで書いたり消したりできる。

 障害者や支援者らでつくる「市手話言語及び障がい者コミュニケーション施策推進委員会」が提案し、障害者の家族団体にも意見を聞いて完成させた。知的障害者や自閉症などの発達障害がある人、外国人の利用を想定。ボードは市のホームページからスマートフォンなどにダウンロードしたり、印刷したりして携帯しておくこともできる。

 市障がい者支援課TEL079・427・9210

(広岡磨璃)

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