東播

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県加古川市が18日に発表した2020年度当初予算案では、深刻な人口減を背景に、子育て支援や公共交通へのてこ入れのほか、JR加古川駅周辺の魅力向上にも本腰を入れる姿勢を示した。岡田康裕市長は会見で「財政とのバランスを見ながら、次世代への積極的な投資を進める」と意気込みを語った。

 近年、他市町に後れを取るまいと、大きな投資を相次いで行ってきた。待機児童の解消に向けた保育施設の定員拡大や、小中学校へのエアコン整備は一定のめどが付いた。中学校給食は20、21年度にスタートする。岡田市長が課題と強調する公共交通に関しては、20年度もコミュニティーバス「かこバス」の新ルートを設けるなど“市民の足”維持に力を注ぐ。

 ただ依然として人口流出は改善の兆しが見えず、転出者が転入者を上回る「転出超過」は8年連続。近隣の姫路市は転出超過が減少傾向で、明石市は逆に転入超過が続く。両市とも再開発で駅前が一新し、加古川市は水をあけられた要因の一つと分析する。

 20年度は加古川駅前で塩漬けになっていた市有地の活用に着手。駅北側は南側と比べて商業施設も少なく、好立地を生かせないままの土地が多い。対象の区画は北側で唯一の市有地でいわば“虎の子”だが、他の土地を所有する事業者への呼び水となることを狙う。岡田市長は「駅前活性化の起爆剤として取り組み、他の所有者とも連動する再開発になれば。スピード感を持って進めたい」と語った。(切貫滋巨)

東播の最新
もっと見る

天気(9月30日)

  • 24℃
  • 21℃
  • 60%

  • 24℃
  • 17℃
  • 60%

  • 26℃
  • 20℃
  • 30%

  • 27℃
  • 18℃
  • 60%

お知らせ