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高校生現代アーティストの東條新さん。右の作品が自信作の「ベロチュー」=ガレリア・プント
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高校生現代アーティストの東條新さん。右の作品が自信作の「ベロチュー」=ガレリア・プント

 加古川北高校を今春卒業した現代アーティストの東條新さん(18)=兵庫県加古川市=が、同市加古川町粟津のギャラリー「ガレリア・プント」で初の個展を開いている。友達が恋人といる姿を見た衝撃、反りが合わなかった教師との葛藤…。等身大の感情を独特のタッチで表現した絵画約60点を展示する。

 高校1年の頃から本格的に絵の勉強を始め、美術部の部長も務めた東條さん。世界的画家の横尾忠則さん=同県西脇市出身=らの影響を受け、これまでに100点以上の作品を発表した。

 古刹・鶴林寺で観客を前に制作する「ライブペインティング」を行うなど、精力的に活動。4月からは、愛知県立芸術大(同県長久手市)に進学する。

 個展のタイトルは「パンチライン」。「オチ」を意味する英語で、高校生活の集大成への思いを込めた。ノートに描いた落書きからイメージを膨らませ、感情をストレートにぶつけた作品が多い。

 自信作はアクリル画の「ベロチュー」。夜に通り掛かった公園のベンチで、友達と彼女との仲むつまじい姿を目撃した時の衝撃を絵にした。「友達が彼女にすごいがっついてて…。見てはいけないものを見たような気がした」。舌を出した怪物を友達に見立て、ドットやしま模様で混沌としたイメージを出した。

 「顧問と僕たちの衝突」は、顧問の教師との言い合いを怪獣の対決に置き換えたユニークな作品。大型の「KOTOWAZA戯画」では、「蛇の道は蛇」「二兎を追うものは一兎をも得ず」など164のことわざをイラストにし、キャンバスに敷き詰めた。

 東條さんは「幅広い作風の絵を楽しんでほしい」と話す。入場無料。29日まで。23~25日休み。午前11時~午後7時半(最終日は午後4時まで)。ガレリア・プントTEL079・424・7766

(小森有喜)

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