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 新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校が終わり、1日から再開した兵庫県の東播2市2町の公立小中学校。授業や給食、部活動を順次通常に戻していくが、分散登校や夏休みの期間は各市町で対応が分かれた。学習面の遅れが心配されるが、感染の懸念も残る。前例がないだけに、各市町とも手探りの取り組みが続く。(若林幹夫、斉藤正志)

 分散登校期間を2市2町では最長の12日までとした加古川市は、クラスを2グループに分けて登校させる。稲美町も11日まで実施。播磨町は分散登校の4日まで自宅学習の把握を中心とし、授業は8日から再開する。いずれも教室内の人数を減らして感染リスクを下げ、久しぶりの学校生活となる子どもたちの心身をケアするためだ。ただ、1クラスで同じ内容の授業を2回行うことになり、進み具合は遅くなる。

 これに対し、高砂市は分散登校は行わない。5月最終週に登校可能日を2日設け、6月1、2日を半日登校としたことで「段階的に再開した」と説明。“慣らし”期間を比較的短めに設定した。だが、授業が始まっても席間を離し、音楽は歌唱指導を控えるなど感染予防は続く。

 2市2町とも水泳の授業は行わない。「更衣室が3密になる」「定期健康診断ができていない」ことを理由に挙げている。

 土日を含む夏休みの実質期間も短縮する。8月8~16日とする高砂市、稲美、播磨町に対し、加古川市は「一定期間は必要」として同1~16日。その上で同市は授業時間確保のため、既に運動会や音楽会の中止を決めた。一方、高砂市は「体験の機会も確保したい」として運動会は規模縮小を検討。播磨町は「今決めると中止にせざるを得ない。状況を見て、できる行事は行いたい」とする。

 加古川市が7時間授業を可能とするなど、各市町でカリキュラムを履修できるように工夫するが、受験生の親は焦りを抱える。中3、小6、小3の子どもがいる同市のパート女性(41)は「分散登校、夏休みが長過ぎる。中学3年生は来年度に学習内容を繰り越せない。学ぶべき内容を最後まで学べるか不安だ」と切実な思いを口にした。

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