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中尾進さん
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中尾進さん

■罪と向き合う時間を

 兵庫県高砂市では現在、35人の保護司が活動しています。保護司は仮釈放中の受刑者や、保護観察中の少年といった対象者と定期的に面談します。所在や生活ぶりを把握し、社会復帰を支援する役目があります。

 通常は対象者1人に月2回程度、直接会います。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で、面談が難しくなりました。保護司を管轄する保護観察所から「5月末まで、必要性の高い場合を除き、対面での面談を控えるように」という通知もありました。

 ただ、市内の保護司からは「直接会わずに済ませるのは難しい」との声も聞こえてきました。例えば、居住地にいるかどうかの確認も、電話だけでは確信が持てません。生活リズムが崩れていないか、本人の見た目に大きな変化がないかなど、直接会って分かることがたくさんあります。

 仮釈放中や保護観察中は仕事や学校に行きながら、社会復帰の準備をします。その分、自分を見詰め直すまとまった時間は、意外と少ないように思います。気を抜けば、再犯など後退するリスクも隣り合わせです。

 外出自粛要請の期間中は人に会うことが難しく、家族も家にいるため、悪い誘惑は減ったと思います。要請は緩和されましたが、自分の犯した罪や被害者と向き合う時間を過ごしていてほしいと願っています。(聞き手・小尾絵生)

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