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加古川市役所=加古川市加古川町北在家
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加古川市役所=加古川市加古川町北在家

 兵庫県加古川市は16日、市議会建設経済常任委員会で、市公設地方卸売市場(同市野口町長砂)について2022年3月末で閉鎖し、同4月1日付で廃止する方針を正式に公表した。市場内の業者が「事前の協議もなく、突然の決定は受け入れられない」として、存続を求める嘆願書を市に提出したことに、市側は「青果卸売業者がいないままなら市場の存続が立ち行かなくなり、危機的な状態だということは会議のたびに伝えていた」との認識を示した。

 同市場を巡っては、昨年9月に唯一の青果卸売業者が業績不振で事業を停止。後継が見つからず、市は今年5月28日、場内業者でつくる連絡協議会に廃止方針を伝えていた。

 委員会で市側は、廃止理由を「新たな青果卸売業者を全国公募したが、応募がなく、総合市場としての体制を維持できなくなった」と説明。このため、施設の老朽化対策として19年3月にまとめた整備計画を進められず、大規模修繕や建て替えができなくなったことも理由に挙げた。

 市議からは「先に廃止を決めて、後から理由付けをしている」「業者や生産者にもっと丁寧な説明が必要だ」などの声が相次いだ。

 「仲卸業者を卸売業者として迎えることができないか」と問われ、市側は「卸売業者には、商品の売れ残りや経費がかさむなどのリスクがある。実績がないと(生産者側と)取引してもらえないこともある。(参入には)資本力と実績があることが絶対条件」と述べた。(斉藤正志)

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