東播

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上空から撮影された高砂市高砂町。向島公園やカネカ高砂工業所を望む(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)
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上空から撮影された高砂市高砂町。向島公園やカネカ高砂工業所を望む(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)
工楽松右衛門の墓もある十輪寺(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)
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工楽松右衛門の墓もある十輪寺(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)
空撮した住宅街に、かつての堀の跡を合成した(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)
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空撮した住宅街に、かつての堀の跡を合成した(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)
百間蔵を再現したCG(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)
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百間蔵を再現したCG(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)
現在の堀川(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)
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現在の堀川(「たかさご八景 高砂浦・堀川湊編」から)

 小型無人機ドローンなどを使い、兵庫県高砂市内の名所や旧跡の観光PR動画を制作する市民グループが、江戸時代に加古川と瀬戸内海を結ぶ海運の中継地として栄えた同市高砂町かいわいを題材に、約15分の作品を完成させた。「空から見る たかさご八景」と銘打ったシリーズの第2弾で、同市立図書館のホームページから見られる。(若林幹夫)

 手掛けたのは、同館名誉館長村上裕道さんの講座「映像ゼミ」の8人。1年目の18年度は「竜山編」として、生石(おうしこ)神社の巨石「石の宝殿」や採石現場を撮影した。19年度に焦点を当てた高砂町には、帆船の高速化に貢献した「松右衛門(まつえもん)帆」の開発で知られる工楽(くらく)松右衛門の子孫が代々受け継いだ旧宅がある。旧宅などは江戸-明治期の商船群「北前船」がテーマの日本遺産に追加認定されている。

 タイトルは「高砂浦・堀川湊(ほりかわみなと)編」。港町として整備された頃の高砂町は、周囲が堀に囲まれていた。空撮された住宅街に堀の跡を合成した映像は、かつての町の姿をイメージさせる。加古川を下って運ばれた年貢米を蓄えた「百間蔵」のCGや、現存する堀の石垣など空撮以外も効果的に挟み込んだ。

 他にも古刹(こさつ)十輪寺や、高砂神社の社殿、臨海部の工業地帯、向島公園の松並木などの見応えある空撮映像を収めている。ナレーションも取り入れ、海洋土木技術者として高砂港の礎も築いた松右衛門について、旧宅や銅像などの映像とともに解説。郷土史を学べる作品となっている。

 企画・構成を担った建築家の吉田文男さん(69)=同市=は「普段は見られない景色をきっかけに、高砂に興味を持ってほしい」と話す。グループは3作目として同市阿弥陀町を取り上げることにし、既に制作に取り掛かっている。

 同市立図書館のホームページでは、編集前の資料映像も公開している。

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