東播

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開通50年を迎えた加古川バイパス=加古川市平岡町新在家
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開通50年を迎えた加古川バイパス=加古川市平岡町新在家
加古川バイパスの開通に向けて工事中の新加古川大橋=1960年代、加古川市内(姫路河川国道事務所提供)
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加古川バイパスの開通に向けて工事中の新加古川大橋=1960年代、加古川市内(姫路河川国道事務所提供)
加古川バイパスの開通式=1970年3月、明石市魚住町(姫路河川国道事務所提供)
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加古川バイパスの開通式=1970年3月、明石市魚住町(姫路河川国道事務所提供)
神戸新聞NEXT
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 兵庫県の播磨地域と京阪神を結ぶ自動車専用道路「加古川バイパス(BP)」(明石市魚住町清水-高砂市阿弥陀町魚橋)が、開通から50年を迎えた。通行量は1日平均約9万7千台と高速道路並みに上り、地域の“大動脈”として、半世紀にわたって住民の生活や経済を支えてきた。一方、慢性的な渋滞や事故の多発など、深刻な課題も抱えている。(斉藤正志)

 加古川BPは、第二神明道路の終点、明石西ランプ(明石市)を起点とし、高砂北ランプ(高砂市)で姫路BPとつながる。全長は12・2キロ。

 国道2号の交通混雑を解消するため、建設省(現国土交通省)で昭和30年代から計画され、1964(同39)年度に着工。70(同45)年の大阪万博を目指して工事が進められ、同年3月に全線開通した。

 74(同49)年に4車線化され、75(同50)年に姫路BPと接続するなど、交通インフラとしての機能を拡充。2014年3月には、小野市に向かう東播磨道ともつながった。

 人や物の往来を便利にした一方、近年は課題も浮き彫りになっている。

 約60年前の計画当初は、通行台数を1日約4万4千台と設定。当時の加古川市内の国道2号を走る同3万台を目安にしたが、現在の加古川BPは想定の2倍を上回る。朝夕の通勤・帰宅時間帯は、出口の信号を先頭に渋滞ができるのが日常的な光景になっている。

 また、死傷者を伴う事故率(自動車専用道路)も、県内の平均の約2・5倍、姫路BPの約1・5倍に上る。高低差が大きい直線が続くことなどから、追突事故が多発している。

 こうしたことから、地元自治体や経済界などは、新たに神戸市西区-太子町間を結ぶ「播磨臨海地域道路」(約50キロ)の早期整備を要望。国交省が四つのルート案を示すなど、議論が進められている。

 同省姫路河川国道事務所は、加古川BPの役割や課題などを示したパネルを作製。新型コロナウイルス感染症の収束状況を見ながら、公共施設などで展示する予定という。同事務所は「加古川BPが、今後も地域の重要な交通インフラであることをPRしていく」とする。

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