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キッズコーナーの設置を発案した泉優子巡査長(左)と現場での対応を担う赤松明日香巡査
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キッズコーナーの設置を発案した泉優子巡査長(左)と現場での対応を担う赤松明日香巡査

 兵庫県警高砂署は、小さな子どもを連れて訪れた人が気兼ねなく相談できるようにするため、署内の会議室に「キッズコーナー」を設けた。主に未就学児を想定し、相談者が目の届く範囲で子どもを遊ばせられるよう、絵本や折り紙なども用意。家庭内暴力(DV)やストーカー被害に悩む母親らの来署への敷居を低くし、一件でも多くの被害を防ぐことを目指す。(千葉翔大)

 これまで乳幼児を連れた人が被害の相談に来た際、長時間の事情聴取に子どもが飽きたり泣き出したりし、相談者からスムーズに話を聞けないこともあったという。そこで、同署で被害者支援を担当する泉優子巡査長がキッズコーナーを発案。同僚から子育て中に使った子ども用の椅子や机などを提供してもらい、6月中旬に設置した。

 同署1階の会議室に、収納可能なジョイントマットを敷き、折りたたみ式の机と子ども用の椅子を置く。畳1畳分の広さで、子どもに人気のキャラクターや恐竜などを題材にした絵本、画用紙、色鉛筆も準備している。

 キッズコーナーを設けた直後、5歳の女児と3歳くらいの男児のきょうだいを迷子として保護。対応した同署地域課の赤松明日香巡査は「男の子が泣いてしまい、最初は名前を教えてもらえなかったが、絵本を読むと少しずつ機嫌を直してくれた」と手応えを口にする。きょうだいは両親が迎えに来たという。

 自身も小学4年の娘を育てる泉巡査長は「長い時間の聴取は子どもの負担にもなり得る。お母さんらが事情を聴かれている間、絵本や塗り絵で少しでも気持ちを楽にしてほしい」と話す。

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