東播

  • 印刷
土が露出している部分が周濠。底部から埴輪の破片などが出土した=加古川市加古川町大野
拡大
土が露出している部分が周濠。底部から埴輪の破片などが出土した=加古川市加古川町大野

 兵庫県加古川市教育委員会は、同市加古川町大野の広沢山遺跡の発掘調査で、新たな古墳を発見したと発表した。日岡山公園周辺の日岡山古墳群を構成する一つとみられ、埴輪(はにわ)の破片なども300点以上出土。古墳時代前期に当たる4世紀代のものと考えられるという。

 同古墳群は古墳時代前期-中期初頭の古墳が集中するが、本格的な発掘調査の記録はない。広沢山遺跡は同公園南東にあり、昨年8月まで駐車場だった。公園再整備に伴う試掘で古代の集落跡が確認され、今年5月に約1900平方メートルの範囲で本格発掘が始まった。

 その結果、幅約5メートル、深さ約30センチの半円形の溝と、底から埴輪の破片が見つかった。溝は古墳を縁取るように掘られた周濠(しゅうごう)で、内側に直径24メートルの円墳があったとみられるが、消失部分があり方墳などの可能性も。埴輪は円筒形や家形の一部で、古墳上に並んだものが溝に落ちたと考えられる。

 発掘場所は駐車場に再整備されるが、出土品は収集して調査を継続。畿内政権の古墳の出土品と比べれば、政権との関係性を探る手掛かりになるという。担当者は「古墳と埴輪が一緒に見つかった意義は大きく、日岡山古墳群の全体像を知る材料になる」と話す。(小尾絵生)

東播の最新
もっと見る

天気(9月28日)

  • 26℃
  • ---℃
  • 20%

  • 24℃
  • ---℃
  • 20%

  • 27℃
  • ---℃
  • 0%

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ