東播

  • 印刷
津村果奈さんが描いた「死んだ我が子を背負う若いお母さん」(広島平和記念資料館所蔵)
拡大
津村果奈さんが描いた「死んだ我が子を背負う若いお母さん」(広島平和記念資料館所蔵)
桐林勲さんが描いた「焼けた電車内、逃げる間もなく死んでいった二人の亡骸」(広島平和記念資料館所蔵)
拡大
桐林勲さんが描いた「焼けた電車内、逃げる間もなく死んでいった二人の亡骸」(広島平和記念資料館所蔵)
小川美波さんが描いた「閃光」(広島平和記念資料館所蔵)
拡大
小川美波さんが描いた「閃光」(広島平和記念資料館所蔵)
三戸奈津美さんが描いた「再会」(広島平和記念資料館所蔵)
拡大
三戸奈津美さんが描いた「再会」(広島平和記念資料館所蔵)
亀高奈那さんが描いた「家族を火葬する人たち」(広島平和記念資料館所蔵)
拡大
亀高奈那さんが描いた「家族を火葬する人たち」(広島平和記念資料館所蔵)

 兵庫県播磨町は、広島市の高校生が被爆者の証言を基に描いた絵画「原爆の絵」を同町のホームページで公開している。原爆の恐ろしさや平和の尊さを伝えようと毎年8月、広島平和記念資料館から資料を借りて展示してきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で、インターネット上での開催に切り替えた。担当者は「絵に向き合い、平和について考えてほしい」と話す。(門田晋一)

 原爆の絵は同館が広島市立基町(もとまち)高校に協力を依頼し、2007年度に制作を始めた。同校創造表現コースの生徒が被爆者から原爆投下時の証言を聞き取った上で約1年かけて描き、昨年までに137点が完成したという。

 うち、同町での公開作品は08~18年に描かれた8点。原爆が投下された瞬間の「閃光(せんこう)」では、赤く明るい光とともに、割れて鋭くとがったガラスの破片が飛び散る瞬間を立体的に描き、すさまじい爆風を表現する。「死んだ我(わ)が子を背負う若いお母さん」は、顔から出血して生気を失った女性と、その背中で首を垂れる赤ちゃんを描く。焼けて鉄骨だけになった電車内で、骨と化した乗客2人が並んで座っている作品もある。

 「核兵器廃絶のまち宣言」を掲げる同町は毎年、同館などから借りた資料を町立図書館や中央公民館で展示。だが今年はコロナ禍で人の密集を避ける必要があったため、原爆の絵のデータを初めて提供してもらい、被爆者、描いた生徒それぞれのコメントとともに、31日までホームページに掲載する。

 JR土山駅南側の「きっずなホール」(同町北野添2)では、絵をまとめたスライドショー(31日まで)や、広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルで、被爆10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さんがテーマのアニメ作品「アマイとサダコの祈り」(20日まで)を上映している。同町企画グループTEL079・435・0356

東播の最新
もっと見る

天気(9月29日)

  • 28℃
  • ---℃
  • 10%

  • 26℃
  • ---℃
  • 10%

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ