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カヌー競技の模擬レースを披露する選手=加古川市上荘町井ノ口
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カヌー競技の模擬レースを披露する選手=加古川市上荘町井ノ口

 東京五輪の出場を目指すカヌー競技の選手とコーチ計16人が5日、兵庫県加古川市上荘町井ノ口の市立漕艇(そうてい)センターで強化合宿を始めた。6日には岡田康裕市長らが代表入りを目指す選手を激励。選手らはセンターに宿泊しながら12月26日まで練習を続ける。(笠原次郎)

 カヌー競技には、激流を下りながらゲートを通過する「スラローム」と、直線でスピードを競う「スプリント」がある。同センターで合宿する選手は、関東や九州などから集まった男女13人で、いずれもスプリントの選手。この中から最多で3人が五輪代表切符を手にする可能性がある。

 センターの前には加古川の漕艇場が広がり、移動時間の短縮で、より練習に打ち込めるとして、日本カヌー連盟が合宿開催を同市に依頼して実現した。

 選手はセンター2階の部屋で寝泊まりしながら、1日に最長で40キロをこぎ、しのぎを削る。食事は三木市内の料亭が栄養バランスを考えた弁当を届け、1日で男子は7千キロカロリー、女子は5千キロカロリーを消費するという。

 センターで開かれた対面式で、岡田市長は「選手に来てもらえるだけで、市民は誇りに思える」と歓迎。続いて、漕艇場で岡田市長や伊藤裕文・東播磨県民局長がコーチに助けられながらカヌーを試乗した。選手らは模擬レースを繰り広げ、水しぶきを上げながら水面を滑るように進んだ。

 加古川漁業協同組合の渡辺昭良(あきなが)組合長(82)は「加古川で練習した選手が五輪で活躍したら、こんなにうれしいことはない」と期待。神戸市東灘区出身の橋本将都(まさと)選手(25)は、阪神・淡路大震災の発生直後の混乱から、加古川市内の病院で生まれたという。新型コロナウイルスの感染拡大で1カ月練習から遠ざかった時期があり、「競技できる喜びを感じながら、ゆかりのある加古川で頑張って五輪の出場権を獲得したい」と力を込めた。

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