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横向きの1行につづられた「ごんぎつね」の物語=高砂市立図書館
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横向きの1行につづられた「ごんぎつね」の物語=高砂市立図書館

 秋恒例の読書週間(27日~11月9日)を前に、高砂市立図書館(兵庫県高砂市米田町米田)が、名作童話「ごんぎつね」の物語を横向きの1行につづって展示している。改行や段落分けをせず、一列に文字が並ぶ。挿絵などもなく、誰もが知っている物語を新たな世界観で楽しめる。(若林幹夫)

 ごんぎつねは童話作家新美南吉の代表作。キツネの「ごん」がいたずらの償いとして、村人の兵十に栗やマツタケをひっそりと届けるが、兵十はまた悪さをしたと思い、火縄銃で撃ってしまう-という内容。1932(昭和7)年に発表され、小学校の国語の教科書にも採用され続けている。

 同館2階の通路壁に展示。A3判の白い用紙80枚を横向きにつなぎ、用紙の中央に明朝体の文字で書かれている。歩きながら読み進めると、10分ほどで結末にたどり着く。ごんぎつねを掲載した絵本や童話集も併せて置かれている。

 企画した市教育委員会生涯学習課の担当者は「途切れずに読むことでストーリーがすっと頭に入り、違った印象を受けると思う。一度体験してほしい」と話す。11月9日まで。同館TEL079・432・1355

     ◇

■高砂市立図書館の読書週間イベントは次の通り。

 【中学生の君たちへ】27日~11月9日。中学生への推薦本を、竜山中学校の生徒たちが手掛けた紹介ポップと一緒に展示。

 【大人が楽しむおはなし会】11月5日10時半から。ボランティアグループ「おはなしのポケット高砂」が大人向けのストーリーテリング。申し込み不要で先着20人。

 【耳から愉(たの)しむ本の世界】11月6日10時半から。ボランティアグループ「むつみ会」が、本の書き出しや一節を朗読。定員17人。

 【高砂染の図柄で本のしおりづくり】11月7日10時から。市民グループ「あいの会」が講師。高砂染の図柄を彫ってオリジナルのしおりを作る。マスクの藍染め体験も。定員10人。500円。

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