就労支援施設利用の利用者ら、手作り商品楽しく販売 加古川

2020/12/04 05:30

手作りした商品を説明する利用者(左の2人)=加古川市加古川町篠原町

 国の障害者週間(3~9日)に合わせ、就労継続支援事業所などの利用者による「ぷちふれあいマーケット」が3日、兵庫県加古川市のJR加古川駅南の加古川ヤマトヤシキが入る商業ビル「カピル21」で始まった。手作りの商品を自ら販売し、来場者と触れ合った。 関連ニュース 障害者作業所で育てた野菜、佐用町の宿泊施設に提供 20人がカレー試食会 コロナ禍売り上げ減少 ネットショップで障害者作業所応援 障害者に働く喜びを 三木の「まほろば」30周年

 東播磨3市2町の事業所でつくる「東播磨障害者施設ネットワーク連絡会」の主催。加入する計16事業所が日替わりでクッキーやストラップ、缶バッジなどの商品を並べ、1日最大6事業所が出店する。
 初日は4事業所がブースを構え、エコバッグや栽培した野菜などが売れた。障害者に関するマークの意味を問うクイズに答えてもらい、プレゼントを贈るコーナーも。接客した女性(28)は「お客さんとコミュニケーションが取れてうれしい」と話した。
 マーケットは4、7、8、9日に開く。いずれも午前10時~午後1時。同連絡会代表のアシストワンかこがわTEL079・440・2309
(千葉翔大)

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