新1年生を無料に 加古川市の「見守りサービス」

2021/01/07 05:30

見守りサービスで持ち歩くタグ

 兵庫県加古川市は、子どもの位置情報を把握できる「見守りサービス」について、今年4月に小学校に入学する新1年生の利用を、1年間無料にする。大きさ数センチのタグ(発信器)を持ち歩けば、市内の防犯カメラなどの検知器が反応し、保護者がスマートフォンのアプリで通過した場所と時間を確認できる。 関連ニュース ゴルフクラブで飲酒後、一部職員が車で帰宅 幹部含む9人に口頭注意 川西 イカナゴ産卵調査 推定は平年の6% 今春も不漁か 明石で新たに20人感染 10~80代の男女 新型コロナ

 サービスは、提供する事業者のミマモルメ(初期登録料2620円、月額利用料515円)、ALSOK(機器料金2420円、月額利用料220円)の2社から選べる。初期登録料や機器料金、月額利用料を、市と事業者で負担する。市の予算は約400万円。
 市によると、昨年11月末時点で利用している小学生は、全児童の約1割に当たる1001人。新1年生は約2200人で、半数程度の申し込みを見込む。
 検知器は、防犯カメラ1475台や公用車265台、郵便バイク176台などに取り付けられている。
 保護者対象の入学説明会で案内チラシを配布する。市生活安全課TEL079・427・9760
(斉藤正志)

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