園児らと歌や踊りで啓発 加古川署が詐欺被害防止の動画制作

2021/01/13 05:30

高橋明日香巡査長(右)らが考えた啓発動画=加古川署

 相次ぐ特殊詐欺被害の防止に向け、兵庫県警加古川署は、「予兆電話(アポ電)」や還付金詐欺などに注意を呼び掛ける動画「ひがいをぼうししましょう」を作った。動画投稿サイト「ユーチューブ」の県警公式チャンネルで公開。同署管内(加古川市、稲美、播磨町)の保育園児や中学生も登場し、歌やダンスで啓発活動に一役買っている。 関連ニュース 「個人情報が流出してしまう」 焦る高齢男性に声掛けコンビニ店員が詐欺被害防ぐ 通話しながらATM操作 客が気付き信組職員と連携、特殊詐欺防ぐ 洲本署が表彰 明石で新型コロナ255人 クラスター判明の5園で新たに園児ら感染

 同署管内では昨年、11月末時点で計41件(速報値)の特殊詐欺被害が発生。被害額は約7200万円(同)で、前年同期と比べて倍増したという。
 動画は同署生活安全1課の高橋明日香巡査長らが考案。昨年4月に制作を始めたが、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、8カ月間で完成にこぎ着けた。
 約2分間で、山手中学校(加古川市山手1)の吹奏楽部員が、童謡「手をたたきましょう」を演奏。それに合わせ、つつじ野保育園(同市平岡町つつじ野)とバンビ第二保育園(稲美町岡)、播磨保育園(播磨町東本荘1)の園児が、「おかねのはなしはダメ・だめ・ダメ」「おうちにお金を置かないで」などと、アレンジされた歌詞を披露する。
 高橋巡査長は「子どもたちの言葉が、おじいちゃんやおばあちゃんの胸に響くはず。親子で見てもらい、一緒に注意を呼び掛けて」と話す。(千葉翔大)

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