性差かかわらず「自分らしく」 高砂市が小中学生向け啓発冊子配布
2021/01/19 05:30
性差にかかわらず「自分らしさ」を考えようと高砂市が作った冊子
兵庫県高砂市は、性差にかかわらず誰もが自分らしく暮らせる社会を目指し、小中学生を対象に、男女の固定観念や偏見といった「ジェンダー問題」について学ぶ冊子「あなたとわたしのいろんなかたち」を作った。教材として使えるように、市内の各小中学校に配った。
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小学高学年用は質問への回答を書き込む形式。好きな色や食べ物、得意なことを尋ね、「男の子らしさ」「女の子らしさ」にこだわらず、いろいろな考え方を大切にするよう呼び掛ける。中学や高校への進学時、成人後のなりたい自分を考えてもらうページがあり、男女の発達についても触れた。
中学生用は、性的少数者(LGBT)について正しい知識の必要性を強調。友人や異性とのトラブルを防ぐため、交際相手からの暴力「デートDV」の注意点を紹介する。女性の社会進出が進んでいない現状をグラフなどで解説し、職業を選ぶ参考として女性消防士と男性保育教諭へのインタビューも掲載している。
男女に関する悩みの相談窓口も案内。一般配布はしていない。男女共同参画を進める市未来戦略推進室の担当者は「家庭でも冊子を活用し、自分らしさについて考える機会にしてほしい」とする。(若林幹夫)