桃の節句前に、ひな飾りなど65点展示 加古川
2021/02/07 05:30
七段飾りやひな祭りにちなんだ掛け軸が並ぶ展示会=松風ギャラリー
桃の節句を前に、ひな飾りをテーマにした展示会が、兵庫県加古川市野口町良野の松風ギャラリーで開かれている。定番の七段飾りや、立ちびなを描いた掛け軸、おひなさまをあしらったコーヒーカップなど、多彩な65点が春の訪れを告げている。23日まで。(門田晋一)
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市民からの寄贈品や同館の所蔵品、職員が旅先で手に入れた小物などを毎年展示している。3組ある七段飾りは、昭和の終わりから平成にかけて、実際に家庭で飾られたもので、細かい柄が施された豪華な着物が、会場を華やかに彩っている。
掛け軸は17点が並ぶ。ほとんどのお内裏さまとおひなさまは着物に松が描かれている中、フジの花の模様が目を引く。岩坂純一郎館長(71)は「季節の変化と、子どもの健やかな成長を願う家族の愛情を感じ取ってほしい」と話す。
午前9時~午後5時。入場無料。同ギャラリーTEL079・420・2050