東播磨高野球部、47年前の創設の地 OB集い後輩へエール

2021/02/13 05:30

創部当時の思い出を語り合う石松裕孝さん(右端)ら野球部OB=高砂市曽根町

 東播磨高校(兵庫県稲美町中一色)野球部の第93回選抜高校野球大会への出場決定を受け、47年前に同部が創設された当時のメンバーら4人が、かつて高砂市曽根町にあった同校グラウンドの跡地に集まった。「野球部の歴史はここから始まった」。感慨に浸りながら、後輩たちが果たした快挙の意味をかみしめた。 関連ニュース 加東市民病院で職員5人が新型コロナ感染 明石市の感染者、2日連続ゼロ 新型コロナ 明石市で10代男性ら3人感染 新型コロナ  

 同校は1974年創立。当時、校舎の建設が始まっておらず、生徒は松陽高校の旧校舎で授業を受けた。校舎完成後の76年4月、現在の稲美町に移転。その後、松陽高校旧校舎は高砂市の高齢者大学や教育センターなどとして活用され、現在はさら地になっている。
 今月6日に集まったのは、野球部初代主将の石松裕孝さん(62)=加古川市=ら。当時から主な練習場所はグラウンドだったが、中央には大きな松の木が1本あった。石松さんは「とても野球ができる環境ではなかった」と苦笑いする。基本練習のキャッチボールも、最長約50メートル離れるのが限界だったという。
 今は跡地に松の木は残っておらず、当時の面影もほとんど消えてしまった。だが、石松さんは「僕らが生きている間に、まさか後輩たちが甲子園に行くとは思わなかった。本当に感無量です」と、47年越しの夢がかなったことを喜んだ。(千葉翔大)

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