東播

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JR土山駅のガラス絵。歴史絵巻のように、夕焼けに浮かび上がる=播磨町野添(撮影・吉田敦史)
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JR土山駅のガラス絵。歴史絵巻のように、夕焼けに浮かび上がる=播磨町野添(撮影・吉田敦史)
海や空がオレンジ色に染まる中、フォトウエディングの撮影会でポーズを取るモデルの男女=高砂市高砂町向島町(撮影・笠原次郎)
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海や空がオレンジ色に染まる中、フォトウエディングの撮影会でポーズを取るモデルの男女=高砂市高砂町向島町(撮影・笠原次郎)
シルエットが際立つ神戸製鋼所加古川製鉄所の施設=加古川市金沢町
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シルエットが際立つ神戸製鋼所加古川製鉄所の施設=加古川市金沢町
船の向こうに沈む夕日=播磨町新島から
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船の向こうに沈む夕日=播磨町新島から
日本の夕陽百選に選ばれている慶野松原=南あわじ市松帆慶野(撮影・吉田みなみ)
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日本の夕陽百選に選ばれている慶野松原=南あわじ市松帆慶野(撮影・吉田みなみ)

 東は淡路島、西は小豆島、南は四国で区切られた海域、播磨灘。うち兵庫県内では、NPO法人による「日本の夕陽百選」に淡路島の海沿いの3カ所、同県赤穂市の1カ所が選ばれているが、真ん中の東播地域はゼロだ。でも、太陽は同じ海に沈むのだから、自慢できる夕景があるはず。そこで百選の選考委員長二木(にき)賢治さん(81)=同県高砂市=に、地元の夕日の魅力を聞いた。(門田晋一)

 まずは淡路島の百選をおさらい。二木さんは「島の西側は、どこに行っても美しい。眼前に広がる播磨灘に夕日が沈む景色は圧巻」と評価。百選の慶野松原(南あわじ市)、室津、富島(ともに淡路市)は格別といい、「太陽が沈む際、周辺の松林や岩場、灯台などがつくる影がドラマチック」と太鼓判を押す。とりわけ富島は阪神・淡路大震災の震源の野島断層に近く、「震災を忘れないとの気持ちを込めて百選に選んだ」と明かす。

 一方、東播地域は「海側に工場や建物などがあり注目されにくいが、レパートリーが豊富」と指摘。あまり知られていない“隠れスポット”10カ所を挙げる。

 中でも、県立高砂海浜公園(高砂市)周辺の松林に沈む太陽は、海面をオレンジ色に染め、百選に引けを取らない。加古川市では、神戸製鋼所加古川製鉄所の煙突や配管の影が映え、冬場の播磨町では、JR土山駅構内のガラス窓に描かれた案内図が歴史絵巻のように浮かび上がる。

 88カ所のため池が集中する稲美町。夏の満水時には輝きを放ち、稲刈り後に水を抜く「かいぼり」を行う冬は、少し残った池の水と底がつくる造形美が楽しめるという。二木さんは「東播地域の夕日は、冬は海に沈み、夏は山に落ちる。季節に応じた表情を見せてくれる点は淡路とは違った魅力だ」と強調した。

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