「思い出に残る最高の式」 高砂でフォトウエディング
2021/03/31 05:30
結婚指輪を撮影してもらう安東さん夫妻=県立高砂海浜公園(高砂市提供)
新型コロナウイルス感染拡大で大勢を招く結婚式の開催が難しくなる中、代わりに新郎新婦の晴れ姿を写真に残す「フォトウエディング」が、兵庫県高砂市高砂町向島町の県立高砂海浜公園で開かれた。同県姫路市内のカップルが白い砂浜の上で、幸せいっぱいの笑顔をカメラマンに撮影してもらった。
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高砂市は「ブライダル都市」を掲げる。広くて白い砂浜と松林が広がる同公園では昨年12月、夕日に染まる時刻に合わせ、フォトウエディングのモデル撮影会も行われた。紹介した本紙記事がきっかけとなり、今回の撮影が決まった。
姫路市の会社員安東弘樹さん(28)と主婦明日花さん(24)が、結婚式をプロデュースする「スウィートブライド」(姫路市)のプロカメラマンの前で、さまざまなポーズを取った。共通の趣味のバドミントンも砂浜で楽しみ、結婚指輪も撮影。明日花さんは「見晴らしが良く、気持ちのいい場所。思い出に残る最高の式になった」と喜んだ。(笠原次郎)