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学識経験者らが集まって開かれた石綿飛散事案対策委員会の会合=加古川市民会館
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学識経験者らが集まって開かれた石綿飛散事案対策委員会の会合=加古川市民会館

 兵庫県加古川市立別府中学校(同市別府町新野辺北町)で昨年8月、アスベスト(石綿)対策を取らずに校舎の一部の解体工事をしていた問題で、市は6日、学識経験者らによる「石綿飛散事案対策委員会」を設け、同市加古川町北在家の市民会館で第1回会合を開いた。昨年11月の保護者向け説明会では、専門家が生徒らの健康リスクについて「限りなく白に近い灰色」としており、今後、より専門的な見地から飛散状況や健康への影響を調べる。

 この問題では、給食配膳室の整備に伴い、市から受注した業者が校舎のサッシ窓枠やバルコニー、ひさしを撤去。その後、校舎外壁の下地調整材に石綿が含まれていたことが分かった。

 市は「建築物石綿含有建材調査者協会」(東京)に調査を委託。同協会は、石綿が含まれていたのが下地調整材であることや、建物の内外への飛散という状況が、国内外でも例のない特殊なケースとして、委員会の設置を提言していた。

 委員は大学教授や医師、保護者ら13人が務め、民間団体「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京)の名取雄司所長が委員長に就任。飛散についてシミュレーションし、石綿関連疾患の発症リスクを推定する部会と、生徒や住民の相談を受ける健康・心理相談部会を設けた。リスク推定部会は約1年かけて検討するという。(斉藤正志)

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