桜と菜の花、春色の共演 高砂の鹿島川沿い2キロ

2021/04/03 05:30

菜の花畑の奥で満開となった桜=高砂市阿弥陀町南池

 兵庫県高砂市西部を流れる鹿島川に沿い、桜並木が満開となった。南北約2キロの両岸にソメイヨシノ約360本が連なる。菜の花と一緒に観賞できる場所では、通り掛かった人が自転車を降りて撮影を楽しんでいる。 関連ニュース こいのぼり、サクラ並木と菜の花畑に悠々 洲本・五色 姫路城で「夜桜会」の試験点灯 「魔よけ」の和傘50本も庭園に 春色の車窓5分の旅 川西・妙見山「妙見の森ケーブル」


 桜並木は同市阿弥陀町から曽根町まで川の両岸に連なり、土手の緑とのコントラストも美しい。阿弥陀町南池には近くに菜の花畑が点在し、ソメイヨシノの淡いピンクと鮮やかな黄色が春本番を感じさせる。
 並木の南端付近(曽根町)では、桜のトンネルが続く。近くに住む主婦(49)は娘と生後3カ月の初孫との散歩を楽しみ、「初孫に満開のきれいな桜を見せることができて良かった」と話していた。見頃は4日ごろまで。(笠原次郎)

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