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竿池、弟池周辺の草刈りをした阿弥陀西部ため池協議会と播磨畦師のメンバー=今年1月、高砂市阿弥陀町阿弥陀(東播磨フィールドステーション提供)
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竿池、弟池周辺の草刈りをした阿弥陀西部ため池協議会と播磨畦師のメンバー=今年1月、高砂市阿弥陀町阿弥陀(東播磨フィールドステーション提供)

 集落の草刈りは手間がかかるけれど、専門業者に委託するには費用がかかる-。そんな農家らの悩みに応えようと、兵庫県東播地域の有志が草刈りグループ「播磨畦師(あぜし)」を結成した。各地のため池協議会などを通じて依頼を募り、「斜面だけ」などの細かい要望にも安価で応じる。作業を通じ、地域住民らとのつながりを深めることも目指す。(若林幹夫)

 グループは、マリンスポーツの普及団体代表、集落営農について研究する大学院生ら10~60代の約10人。東播磨に多いため池の活用などを研究する拠点「東播磨フィールドステーション(FS)」(加古川市神野町神野)が昨年1月に開いたセミナーに参加した。セミナーでは、農家の高齢化で草刈りが共通課題となっていることや、担い手の確保について話し合われた。

 農地のあぜ、ため池周辺の草刈りが不十分だと、害虫の発生や、堤体の傷みが見つかりにくいことなどにつながる。セミナーの趣旨に賛同した有志たちには非農家も含まれ、昨年8月に稲美町の農地で草刈り機の使い方を学んだ。今年1月、高砂市の阿弥陀西部ため池協議会に呼び掛け、同市阿弥陀町阿弥陀の竿池(さおいけ)と弟池(おといけ)の周辺で行われた草刈りに参加した。

 現在は、草刈り技術の向上とグループの認知度を上げるため、加古川市や稲美町内の水利組織などに共同作業を呼び掛けている。ゆくゆくは農家らから個別に依頼を受けることが目標。東播磨の3市2町を対象地域とし、「きつい斜面だけ」「庭の草むしり」などにも対応する。料金は「1回5千円から」とした。

 代表の沖合孝浩さん(60)=兵庫県播磨町=は「草刈りだけでなく、地域と交流することでいろんな要望に応えていきたい」と話す。依頼は事務局のメール(harimaazeshi@gmail.com)まで。東播磨FSでは、新たなグループの設立支援にも取り組む。

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