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職場接種の希望者がいる会員企業から提出された書類の束=高砂商工会議所
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職場接種の希望者がいる会員企業から提出された書類の束=高砂商工会議所

 兵庫県の高砂商工会議所が新型コロナウイルスワクチンの職場接種を実施するため、会員企業から希望者を募ったが、ワクチンの供給不足で国からの認可が下りず、申し込んだ約1300人が1カ月間待たされた状態となっている。国は「必要分は確保済み」とする一方で認可日などの見通しを示しておらず、同商議所には申し込んだ人から「いつになったら受けられるのか」といった問い合わせが相次ぐ。(笠原次郎)

 国は中小企業の従業員について、商工会議所を通じて職場接種を進める方針を表明。同商議所には6月上旬、会員から職場接種の要望が寄せられ、検討が始まった。高砂市民病院に打診したところ、1日400人で4日間接種できる見通しが立ったため、同17日に国にオンラインで申請した。

 ところが国は同25日、米モデルナ製ワクチンの供給不足を理由に、職場接種の申請受け付けを全国的に停止。高砂商議所の職場接種は認可されていないが、1日先に申請した小野商工会議所は認可が下りた。

 7月2日、高砂商議所に厚生労働省からのメールが届き、職場接種の必要量は確保したとして、8月9日の週以降に開始できるというめどが示された。だが、河野太郎行政改革担当相は7月19日の日本テレビ番組で、職場接種は「お盆明け以降からそれなりのスピードで再開できる」と発言。さらに同20日になって、厚労省からメールが再び届き、開始は供給量が拡大する8月23日の週以降になると読み取れるという。

 高砂商議所は申請後、会員企業約1600社に対して要望を調査。うち約130社の約1400人が申し込んだ。職場接種の実施について、これまでに1日平均約10件の問い合わせが来ているといい、約100人は既にキャンセル。同商議所は対象企業に向け、最も早い場合で8月12日以降に実施できるという見通しをいったん伝えていたが、さらに修正を迫られている。

 埴岡英樹専務理事(64)は「国に実施のめどを早く付けてもらわないと、会員企業への十分な説明ができない」と困惑する。

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