東播

  • 印刷
四つ葉のクローバーに似たデンジソウ=市ノ池公園
拡大
四つ葉のクローバーに似たデンジソウ=市ノ池公園
四つ葉のクローバーに似たデンジソウ=市ノ池公園
拡大
四つ葉のクローバーに似たデンジソウ=市ノ池公園

 四つ葉のクローバーがたくさん生えている!? 兵庫県高砂市阿弥陀町地徳の市ノ池公園を散策中、園内の池に目をやると、水面に無数の四つ葉がぷかぷかと浮かび、池のほとりにも広がっているのを発見した。これだけあったら、絶対に幸運が訪れるはずだと心が躍ったが、そもそもクローバーは水辺や水の中に発生するものだろうか?

 「公園を訪れた人もよく間違えますね」。同公園の担当者によると、四つ葉の正体は「デンジソウ」で、シダ植物では数少ない水草だという。5月ごろに出る葉の並びが、漢字の「田」に似ていることから名付けられたそうで、「田字草」と書く。クローバーとして一般的なマメ科のシロツメクサとは種類が違う。

 実は、絶滅の危険が増大しているとして環境省が「絶滅危惧2類」に指定。県版レッドデータブックでも、希少性の高さなどからAランクとなっている。かつては各地の水田や池、沼で見られたが、除草剤や土地造成などの影響で姿を消していった。つまり、四つ葉のクローバーと同じく、出合えることそのものが幸せなのかもしれない。

 ちなみに、姫路市の手柄山温室植物園の松本修二研究員(67)によると、市ノ池公園内のデンジソウは、約15年前に小野市内から展示用に移植し、増えていったという。同公園の担当者は「摘み取らずに、そっと見守って」と呼び掛けている。(門田晋一)

東播
東播の最新
もっと見る
 

天気(9月25日)

  • 29℃
  • ---℃
  • 10%

  • 27℃
  • ---℃
  • 20%

  • 29℃
  • ---℃
  • 10%

  • 28℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ