風を切って水上すいすい 加古大池で「サップ」親子教室
2021/08/02 05:30
SUPの体験教室を楽しむ子どもたち=加古大池
兵庫県内最大のため池である同県稲美町加古の加古大池で1日、ボードに立ってパドルをこぐ「スタンドアップパドルボード(SUP=サップ)」の体験教室が開かれた。東播磨などの親子ら約100人が、涼しい水面を進んだ。
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東播磨県民局などでつくる「いなみ野ため池ミュージアム運営協議会」の主催。ため池などの豊かな資源がある地域全体を博物館に見立てて、次世代に引き継ぐことを狙っている。
姫路市でSUPのスクールを開く「ラニカイ」がスタッフ約30人を集めて指導に当たった。参加者は、インストラクターから「体全体を使ってパドルをこいで」などとアドバイスを受け、ボードの上でバランスを保ちながら水面をゆっくり進んだ。
加古川市の川西小学校6年の男児(11)は「水に漬かってからボードの上で進むと、風が吹いて気持ち良かった」と話していた。(笠原次郎)