日岡山公園再整備、スケボー場など設置 加古川市「ニュースポーツの拠点に」

2021/08/31 05:30

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 兵庫県加古川市は30日、計画中の日岡山公園(加古川町大野)の再整備で、東京五輪で新種目として注目されたスケートボードやバスケットボール3人制(3×3=スリー・エックス・スリー)などの施設を設ける方針を明らかにした。2024~26年度に工事する計画で、岡田康裕市長は「ニュースポーツの拠点にしたい」と話す。子育て世帯が楽しめる大型遊具も設置する。 関連ニュース 上地、大谷組が決勝進出逃す 東京パラ、車いすテニス・ダブルス準決勝 五輪メダルラッシュで注目 「スケボーパーク」利用者4倍に急増 無料も魅力 明石で新たに42人感染 10歳未満~80代の男女

 同公園は広さ約36・3ヘクタール。野球場や体育館などを備える。市は16年度に同公園周辺地区まちづくり構想をまとめ、基本計画をつくっていたが、工事着手は駐車場などにとどまっていた。
 市は権現総合公園(平荘町中山、約10・5ヘクタール)にも大型遊具などを設置する方針。両公園の既存の設計変更費用などとして、21年度一般会計補正予算案に800万円を盛り込んだ。
 同補正予算案には、今月31日まで実施するスマートフォン決済サービス「PayPay(ペイペイ)」利用のポイント還元キャンペーンについて、還元額が予算を上回っているとして、追加の事業費4億500万円を計上。また、小中学校の修学旅行が新型コロナウイルス禍で行き先変更や中止になった場合のキャンセル料を、全額負担する費用も盛り込む。9月6日開会の市議会定例会に提出する。(斉藤正志)

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