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500人を収容できる礼拝堂。視界を遮る柱がない=加古川バプテスト教会
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500人を収容できる礼拝堂。視界を遮る柱がない=加古川バプテスト教会
洗礼を受けるときに使う浴槽はより多くの人が見学できるよう、屋外に設けた=加古川バプテスト教会
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洗礼を受けるときに使う浴槽はより多くの人が見学できるよう、屋外に設けた=加古川バプテスト教会
外観は一見、教会とは分からないモダンな造りになっている=加古川バプテスト教会
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外観は一見、教会とは分からないモダンな造りになっている=加古川バプテスト教会

 一度に500人を収容できる礼拝堂を備えた加古川バプテスト教会の新会堂(木造2階建て、約950平方メートル)が、兵庫県加古川市加古川町大野に完成した。2階の礼拝堂(300平方メートル)には視界を遮る柱が1本もなく、信者が一体感を持てる。木造では強度を保つのが難しい構造とされ、木造建築を多数手掛ける「昭和住宅」(同市平岡町新在家)と大阪市内の建築設計事務所が協力し、難工事をやり遂げた。(笠原次郎)

 同教会は加古川市内で1970年に発足し、93年、300人収容の礼拝堂を備える旧会堂を現在地に建てた。発足初期に約30人だった信者は近年、400人ほどまでに増え、これまで日曜礼拝は午前と午後に分けて開いていたという。

 老朽化に伴う建て替えが決まり、梅谷悟牧師(70)は2019年、大阪市北区の建築設計事務所「イシダ・ハタナカ スタジオ」に500人が入れる礼拝堂を依頼。東京五輪前の建設ラッシュで鉄骨が入手困難になっていたため、木造での建築が決まった。

 教会は礼拝堂内に柱を設けないことも望んでいたため、同社は幅約17メートルの屋根に沿って木造の梁(はり)2本を6セット組み、その下を鉄棒で引っ張ることによって強度を確保する特殊工法「張弦梁(ちょうげんばり)」を採用。総工費約4億円をかけ、1階にカフェと、託児や授乳ができる部屋も備えた新会堂が完成した。

 新会堂を中心とした約2・3ヘクタールの敷地には、キリスト教精神を基に運営される認定こども園やインターナショナルスクール、高齢の信者らが入居する福祉施設もあり、新会堂は各施設を結ぶ交流拠点となる。カフェの前には来訪者がくつろげるデッキが広がるほか、屋外には新たな信者が水に体を漬けて信仰を誓う「洗礼槽」があり、より見学しやすくなっている。

 梅谷牧師は「地域の人を広く受け入れられる、願っていた通りの建物ができた」と喜ぶ。26日に第1回礼拝があり、11月3日にはお披露目を目的とした「献堂式」が開かれる。同教会TEL079・423・2729

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