衆院選・兵庫10区 立候補者に聞く(下) 掘井健智氏(54)維・新
2021/10/22 05:30
掘井健智氏
■やり直せる社会つくる
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-地方議員の活動の中で見えてきた地域の課題は。
「コロナ禍では、休業や時短などの協力金の給付率が十分なレベルに達していない。事業者が毎月の支払いをどうクリアするのか-といった切実な問題を法改正などによって解決したい」
-活動の実感とポリシーは。
「政治家は困窮する人に光を当て、助けなければ。役所は最低限しかやらないから。これまで、厳しい状況にある人のために対策をしっかりと考えてきた。県議でいたほうが無難だが、あえてチャレンジし、失敗してもやり直せる社会をつくりたい」
-兵庫10区の課題は。
「工業製品の出荷額が県内でも有数だが、混雑する道路が流通を妨げている。神戸市から太子町まで結ぶ『播磨臨海地域道路』や加古川と小野を結ぶ『東播磨道』の完成も急ぐ。加古川は洪水に備えるため、湾岸整備を計画的に実施したい」
-県議の任期が残っていた。
「10区の課題を解決するには、国政で法律を変える必要がある。地方議員では活動に限界があり、地域の皆さんの課題を国会議員として解決したい」
(聞き手・笠原次郎)
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