日常の取り組みや地域貢献…SDGs実践例募る 高砂市、フェイスブックで発信へ
2021/10/25 05:30
市民らに貸し出しているSDGsグッズを手に、実践例の応募を呼び掛ける職員=高砂市役所
兵庫県高砂市が、貧困や不平等の解消など国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)に沿った実践例を、市民個人や企業、団体から募集している。生活の中でのちょっとした取り組みや、地域貢献活動などを想定。市は、まちの将来像を描いた第5次総合計画でもSDGsを推進しており、市民らの取り組みを公式フェイスブックに掲載、広がることを目指す。(笠原次郎)
関連ニュース
年収によって「普段よく使うSNS」が変わる!? Instagram、Facebook、TikTokを利用している収入層は?
コウノトリが飛来する「美しい町」 神野小保護者らがFacebookで魅力発信へ 加古川
「一流ホワイト企業」ランキング 3位「マイクロソフトD」、2位「Facebook」、1位は
同計画は2021~30年度が対象期間で、30年までに17の目標達成を目指すSDGsと歩みが重なる。市は「人々の幸せを高砂と世界で同時に追求する」との理念を掲げ、職員による「まちづくり出前講座」でSDGsを取り上げるほか、関連グッズの貸し出しなどにも力を入れている。
募集しているのは、実践内容の紹介文(200文字程度)と関連写真1枚。市のメールアドレス(tact2110@city.takasago.lg.jp)に名前や住所を添えて応募する。期間は来年1月末まで。
市経営企画室の水田ことみ室長(49)は「取り組みを広く発信することで、誰かのため、地域のために変わろうとする人の背中を押したい」と話す。市企画課TEL079・443・9007