丹精の大輪華やかに 各地で菊花展 加古川は20人出品
2021/10/30 05:30
会場に並ぶ色鮮やかな大菊=日岡山公園
愛好家が丹精した色とりどりの菊が並ぶ菊花展が兵庫県の東播2市2町で開かれ、黄や赤、白色の大輪が各会場を彩っている。いずれも神戸新聞社などが後援し、「第66回加古川菊花展」は、加古川市加古川町大野の日岡山公園エントランス広場で開催。11月10日まで。
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同展は愛好家でつくる「加薫(かくん)会」が主催。同会の20人が出展し、12品種の鉢でつくる「大菊」や、3輪一組の五つの鉢が一列に並ぶ「ダルマ」といった部門で咲き誇る。大篠昭雄会長(85)は「今年は雨が多い上に夏場は暑く、育てにくかったが、花を見て癒やされてもらえればうれしい」と話す。(門田晋一)
▼他市町の日程と会場は次の通り。
高砂市=7日まで、市ノ池公園(阿弥陀町地徳)▽稲美町=7日まで、いなみ文化の森(国安)▽播磨町=9日まで、同町役場(東本荘1)