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野添出門墓地で営まれた閉眼供養=播磨町上野添1
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野添出門墓地で営まれた閉眼供養=播磨町上野添1

 兵庫県播磨町上野添1の共同墓地「野添出門(でかど)墓地」で、墓から魂を抜く閉眼供養が営まれた。墓地は遅くとも江戸時代から設置されていたが、住民の高齢化や代替わりにより、雑草伐採などの維持管理が難しくなったことで、丸ごと「墓じまい」することになった。縁故者ら約60人は、同町西野添1の野添コミュニティセンターで参列し、先祖を敬う気持ちを新たにしていた。

 墓地は地元の野添村財産区の所有で、約80世帯の墓299基のうち、260基の縁故者が分かっている。使用者は墓地管理組合を結成し、2020年9月から無縁墳墓の関係者に申し出を呼び掛けたが、新たな縁故者は判明しなかった。

 同センターでは、同組合の佐伯英治会長(73)が「墓地は姿を変えることになるが、ご先祖さまを忘れず、尊ぶことを誓いたい」とあいさつ。墓地で寺僧が読経する様子をスクリーンに映し、参列者一人一人が焼香した。同町の男性(77)は「昔からあるものを、必ず残さないといけないという時代ではない。跡地を地域発展に使うことで、先祖も喜んでくれると思う」と話した。

 今後は業者が遺骨を掘り起こして火葬し、寺で永代供養する。跡地は21年度中に整地され、墓地の使用者らが活用について話し合うという。(斉藤正志)

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