トップ選手が陸上手ほどき 児童らハードルや走り幅跳びなど学ぶ 加古川
2021/11/28 05:30
ハードルを跳ぶ際の脚の動きを教える横田華恋選手(左)=加古川運動公園陸上競技場
国内トップクラスの陸上選手が教える「ウェルネス陸上競技教室」が27日、兵庫県加古川市西神吉町鼎の加古川運動公園陸上競技場で開かれた。市内外から児童47人が参加。3グループに分かれ、短距離走やハードル、走り幅跳びを学んだ。
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同市ウェルネス協会主催。女子棒高跳びで2019、20年の日本選手権連覇の那須真由(25)=籠谷、19年世界リレー大会混合1600メートルリレー日本代表の稲岡真由(25)=同、女子400メートルハードルで21年日本選手権5位の横田華恋(かれん)(22)=同、女子走り幅跳びで19、21年の日本選手権優勝の秦澄美鈴(すみれ)(25)=シバタ工業=の4選手が講師を務めた。
ハードルでは、那須選手が「抜き脚はかかとから抜いて」と説明し、横田選手が実演。児童らはゆっくり歩いてハードルを越え、脚の動きを確認した。
短距離走では、稲岡選手が腕の振り方や姿勢などを解説。ラダー(縄ばしご)を使って練習した後、学年ごとに距離を決め、稲岡選手と一緒に走った。加古川市立平岡北小5年の男子児童(10)は「いろいろ教えてもらって楽しかった。足が速くなった気がする」と話した。
(斉藤正志)