「優勝目指す」 播磨町拠点の少年野球チームが全国大会へ
2022/01/06 05:30
全国大会での優勝を誓う東播ナインストリームの選手=加古川市役所
兵庫県播磨町拠点で、加古川野球協会所属の少年野球チーム「東播ナインストリーム」が、15、16日に東京・神宮球場で開かれる全国大会に出場する。2008年創部と比較的若いチームだが、年々実力を高め、全国の舞台は別の大会を含めて3度目。初の日本一を狙う。
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初出場となる「第2回くら寿司・トーナメント2021学童軟式野球全国大会第15回ポップアスリートカップ」。予選の西兵庫大会で31チームの頂点に立った同チームは、昨年12月に堺市であった関西クライマックスの試合でも勝利し、滋賀県のチームとともに全国へと駒を進めた。
試合は小学6年生11人で戦い、岩垣貴明代表(48)=播磨町=が「全員が、よそのチームに行ったら4番を張れる」と評する打力が持ち味。予選でも2桁得点で勝ち上がり、手堅い守備で相手を0点に抑える試合も多かった。
チームは現在、2~6年生38人で、土日とも朝から夕方まで練習。人前でお笑いや特技を披露する催し「S1」で度胸をつけ、精神面でも成長してきた。
5日は加古川市役所を訪問し、岡田康裕市長の激励を受けた。川上慧(けい)主将(12)=蓮池小学校6年=は「自分たちらしく、全力でやるのみ」と意気込み、11人全員が「優勝」を口にした。(広岡磨璃)