2回目ワクチン集団接種の75歳以上、9割が3回目終える 加古川市

2022/03/02 05:30

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 新型コロナウイルスワクチン接種について、兵庫県加古川市は1日、市内の集団接種会場で2回目を受けた75歳以上の人のうち、9割に当たる約2万5千人が3回目を終えたと、市議会福祉環境常任委員会で明らかにした。市の担当者は「接種券の前倒し発送などで、順調に3回目接種が進んでいる」と述べた。 関連ニュース 【3月7日】JR加古川線の魅力知って 久下村駅周辺で夜市! 映像投影、グルメや巨大迷路も 丹波市 明石市北部にスマートインターチェンジ検討 市長「利便性に期待」 石ケ谷梅林保全など課題 明石市の新ごみ処理施設の整備本格化 事業費は136億円増 市長「単独で建設、これで最後に」

 市によると、2月28日時点で、3回目の対象となる18歳以上の接種率(医療機関での個別接種などを含む)は27・3%。一方、75~79歳は71・6%、80~84歳は78・2%など、高齢者の進行度の早さが目立つ。
 このほか同常任委員会で、3月6日から始まる5~11歳の集団接種に、保護者から不安の声があるとの指摘に、市の担当者は「5~11歳の接種は努力義務の規定が適用されていない。効果や副反応などの情報提供をしっかりし、希望者が接種できる環境を整えたい」と述べた。
 5~11歳の接種は、加古川市、稲美、播磨町が同市役所新館10階を会場に、合同で実施する。まずは9月末までに12歳になる11歳を対象に、3月1日から各市町で予約受け付けを始めた。(斉藤正志)
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