「今日は何の日」グラフィックで表現 デザイナー西嶋さん、加古川で作品展
2022/03/17 05:30
「自分や家族、友達の大切な日の作品を探してみて」と話す西嶋輝さん=加古川市平岡町新在家
「文化を感じることができる日常を」をテーマにしたイベント「そうぶんdays(デイズ)」が21日まで、兵庫県加古川市平岡町新在家の加古川総合文化センターで開かれている。メイン企画では、同市を中心に活動するデザイナー西嶋輝(あきら)さん(34)が「今日は何の日」をテーマに毎日制作したグラフィック作品を展示している。(増井哲夫)
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西嶋さんは2017年から自主企画「365 days project(プロジェクト)」を展開。毎日の記念日をモチーフにした作品を制作し、写真投稿アプリ「インスタグラム」に掲載する。20年は作字、21年は数字と図形でデザイン。22年はパターンによる表現に挑戦している。
今回は手描きの要素を加えた18年の作品と、マークの要素を入れた19年の作品を展示。1点14・8センチ四方で、例えば3月15日「靴の日」では手描きした靴の絵で「くつ」という文字を表現し、同18日「点字ブロックの日」は、黄色い点字ブロックで「T」マークを描く。
月ごとに分けて展示し、2階廊下を周回するように並べている。「皆さんの記念日が何の日かを探し、楽しみながら鑑賞して」と西嶋さん。午前9時~午後9時。19日午後1~2時にはオリジナルノート作りのワークショップもある。同センターTEL079・425・5300