地域とママをラジオでつなぐ「ママ夢ラジオ」4月から加古川でもスタート 全国で同名番組

2022/03/28 05:30

25日のラジオ&テレビ生放送で「ママ夢ラジオ加古川」をPRする大西友梨香さん(左から2人目)とメンバーの三浦仁美さん(左端)=加古川市加古川町粟津

 「地域とママをラジオでつなぐ」として全国のコミュニティーFMに広まっている「ママ夢ラジオ」が、4月からBAN-BAN(バンバン)ラジオ(兵庫県加古川市)でもスタートする。3児の母親でアロマセラピストの大西友梨香さん(31)=同市=ら7人が制作。ママ目線で役立つ情報を発信していく。(増井哲夫) 関連ニュース 地域ラジオ「さくらFM」が赤字解消 開局23年目で初 災害時の緊急告知ラジオ好調 大震災、新型コロナ…地域と歩む姿勢貫き、放送開始から70年 ラジオ関西 YouTube全盛の時代になぜラジオで発信? 新庄剛志氏も出演、地域密着ミニFM局に注目集まる


 ママ夢ラジオは2018年7月に東京都渋谷区のコミュニティーFMでスタート。展開する一般社団法人夢ラジオによると、3月現在、福岡、横浜、高松市など7局で番組が流れており、今春にはさらに9局が加わる。兵庫県内でも4月から加古川、神戸、丹波市のコミュニティーFMで放送開始予定という。
 新型コロナウイルスで最初の緊急事態宣言が出た20年春、大西さんは外へ出られず、誰とも話せない状況に孤立感を抱いていた。そんな時、好きなアーティストのラジオ番組に癒やされ、ラジオの楽しさに改めて気付かされたという。音声を使った会員制交流サイト(SNS)「クラブハウス」を利用していて、たまたま見つけたのがママ夢ラジオの東京メンバーのグループだった。
 「ママ夢ラジオって何?」。インターネットで調べると、代表の竹岡望さんの記事があった。「結婚、引っ越し、孤独な中での子育て」「ママ以外の何者かになりたい」。竹岡さんの言葉が胸に刺さった。
 子どもの頃はダンスに熱中し、一時は芸能活動もするなどいろんなチャレンジをしてきた大西さん。21歳で結婚、22歳で出産すると、子育てに忙殺され、いつの間にか何かに挑戦することを忘れていた。
 20年当時、関西でママ夢ラジオをやっていたのは大阪府枚方市のみ。片道2時間近くかかるが、「やるしかない」と夫にも相談せず応募し、21年4月からパーソナリティーを務めた。
 実はその頃から地元でもやりたいと考えていたという。同年12月、知人を通じバンバンのスタッフにつなげてもらい、竹岡さんも加わってビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で直談判し、放送が決まった。SNSに思いを書いてメンバーを募集し、リトミック講師、作家など加古川、明石、加東市から6人のメンバーがそろった。
 「ママ夢ラジオ加古川」は、毎月第3金曜午後6時半からの10分番組。7月まではメンバー紹介とフリートーク、その後は子連れでも利用しやすい店といった地域情報などを考えている。4月6日午前10時には、加古川市加古川町篠原町のコミュニティースペース「びぃぷらす」で公開収録を行う。

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