東播

  • 印刷
壁に設置された高砂市国際交流協会のデザインパネル。「多文化共生を象徴するものになった」と話す協会スタッフ=高砂市荒井町千鳥
拡大
壁に設置された高砂市国際交流協会のデザインパネル。「多文化共生を象徴するものになった」と話す協会スタッフ=高砂市荒井町千鳥

 兵庫県高砂市役所新庁舎の完成に伴って第2上下水道庁舎(同市荒井町千鳥)に移転した市国際交流協会が、玄関の壁に市民有志で描いたデザインパネルを設置した。利用者からの「どこにあるの?」という声を受け、存在をアピールするのが目的。パネルはゴールデンウイーク中に制作され、家族連れや高校生、市在住外国人ら延べ118人が参加した。(増井哲夫)

 制作作業は4月29日からまず、汚れていた正面の壁を白いペンキで塗りつぶした。そこに高校の美術部員やボランティアらが、手を振ったり、跳びはねたり、手をつないだりしている姿を輪郭で描いた。5月3日からの色塗りには、子どもたちや市内在住の外国人も参加。手に絵の具を塗り、パネルの上下にカラフルな手形をちりばめていった。

 同市内には、韓国やベトナム、中国、フィリピン、ブラジルなどから来日した約1200人が暮らす。同協会は以前、教育委員会などが入っていた旧市役所西庁舎にあり、市在住外国人が生活や教育の相談に訪れるなどしていた。

 だが新庁舎建設に伴い西庁舎が取り壊され、昨年11月、同協会は新庁舎北側の2階建てビル(第2上下水道庁舎)に移転することに。同協会によると「支援拠点として目立つ場所に」と、当初は玄関近くの部屋を望んだが、広さに応じ費用負担が生じるため断念。1階奥の部屋に決まった。

 玄関前に協会ののぼりを立て、正面の壁には矢印を付けて「1階奥」と書いた案内も張ったが、「場所が分からない」という利用者もいた。そこで、デザインのパネル7枚を壁に設置することを思い付いたという。

 同協会は「制作過程を通じて外国人と日本人が交流し、多文化共生を象徴するデザインになった。多くの人に親しんでもらえたら」としている。

東播
東播の最新
もっと見る
 

天気(7月7日)

  • 33℃
  • 25℃
  • 10%

  • 32℃
  • 23℃
  • 10%

  • 33℃
  • 25℃
  • 10%

  • 34℃
  • 25℃
  • 10%

お知らせ