海底のごみ120キロ回収 釣り愛好家らが清掃、海の環境保全へ 東播磨港
2022/05/28 05:30
海中のごみを引き上げるチーム・アイランズのメンバー(右上)ら=東播磨港新島公共埠頭
日本釣振興会兵庫県支部(西脇市)と釣り愛好家グループ「チーム・アイランズ」(加古川市平岡町新在家)などは、播磨町新島の東播磨港新島公共埠頭(ふとう)で海底清掃を行い、ペットボトルや空き缶などを拾った。
関連ニュース
加西病院「建設地を変更」 高橋市長、方針転換表明 「用地、25年初頭までに選定」
まるで「ツバメ団地」、軒下に50個近い巣 ふんよけの傘カラフルに 丹波篠山のゴルフ場
雇用促進、地域活性へ協定 丹波市とリクルート 28日にはセミナー
同支部が毎年実施。海の環境保全に取り組むNPO法人「海未来」(大阪府吹田市)のボランティアダイバーらも加わり、計約30人が参加した。
ダイバーは2人一組で潜り、護岸から約5メートル離れた所までを清掃。自転車の車輪や自動車のタイヤチェーンも見つかるなど、約2時間で計約120キロのごみを回収した。
海未来のメンバーで参加した女性(49)は「わざと捨てたようなごみもあった。プラスチックごみは生態系へのダメージも大きく、こうした取り組みで少しでも海の環境保全につながれば」と話した。(千葉翔大)