高砂市議選告示 公共施設統廃合や市民病院の経営改善など争点

2022/08/29 05:30

完成した高砂市役所の本庁舎=高砂市荒井町千鳥1(小型無人機で撮影、高砂市提供)

 28日に告示された兵庫県高砂市議選(定数19)には、現職17人、元職1人、新人5人の計23人が立候補した。立候補者は前回選挙の20人から3人増え、4年前より激しい選挙戦となりそうだ。老朽化した公共施設の統廃合や、市民病院の経営改善などが主な争点となる。 関連ニュース 私たちのまちの未来は? 三田市長選控え、小中学生が立候補予定者4人に公開質問 三田市長選 若者目線でまちづくりを 三田学園高生、本音語る 次期衆院選 維新が兵庫9区に加古氏擁立へ、元国交省職員

 候補者の内訳を年代別で見ると、20代1人(前回0人)▽30代1人(同1人)▽40代4人(同2人)▽50代6人(同9人)▽60代9人(同7人)▽70代2人(同1人)。平均年齢は55・61歳で、前回の56・3歳から0・69ポイント若くなった。
 各陣営は立候補の届け出を終えると、市内の197カ所にある掲示板にポスターを張るなどして活動をスタート。候補者は事務所などで支持者を前に決意表明し、選挙カーで市内各地を回って支持を訴えた。
 27日時点の選挙人名簿登録者数は7万4223人(男性3万5785人、女性3万8438人)。
 期日前投票は、イオン高砂店(同市緑丘2)3階会議室で29日~9月3日の午前8時半~午後8時。文化保健センター(同市高砂町朝日町1)では、31日~9月3日の午前9時~午後8時に投票できる。
 投開票日の9月4日は、午前7時~午後8時に市内29カ所に投票所が設けられる。開票作業は午後9時、市総合体育館(同市米田町島)で始まる。(笠原次郎)
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