新型コロナ 加古川、高砂市、稲美町で新ワクチン接種始まる 播磨町は2日から

2022/10/02 11:45

オミクロン株対応の新ワクチンの接種を受ける男性=加古川市役所

 新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新ワクチンの接種が1日、加古川、高砂市、稲美町で始まった。いずれも4回目接種を受けられるのに受けていない60歳以上や基礎疾患のある人、医療従事者らが対象となった。播磨町でも2日から集団接種が始まる。 関連ニュース 【感染症とケネディ氏】米国ではしか猛威、死者も 「反ワクチン」長官影響か 兵庫県のコロナワクチン副反応相談窓口、31日に終了 【アフリカのワクチン生産】コロナ後も遠い自給自足 米援助凍結追い打ちに


 加古川市では市役所新館10階、イオン加古川店、神戸製鋼所加古川体育館で集団接種を開始。3回目を接種済みの50~59歳と3回目未接種者も対象となった。
 市役所では午後2時から接種を始め、同市別府町の会社員、多留(たる)政樹さん(61)は「感染が広がっていたので、早く打てて安心した」と話した。
 高砂市では高砂市民病院での集団接種と、医療機関での個別接種を実施。集団接種では米モデルナ製を、個別接種では米ファイザー製を使う。稲美町は5カ所の医療機関での個別接種を計画し、1日には沼田クリニックで接種を始めた。
 播磨町では2日にはりま病院で接種を始め、16日は町中央公民館で実施する。
 新ワクチンの対象は、2回以上の接種を受けた12歳以上。前回接種から5カ月以上の間隔が求められているが、政府は短縮を検討している。(斉藤正志)

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