ゲーム、アニメの世界を体感! 話題のプラスチック加工会社が武器や衣装を出品 加古川

2022/10/07 05:30

ゲームやアニメの世界をほうふつとさせる武具や衣装のセットが並ぶ会場=加古川市平岡町新在家

 空想の武器や道具の製作で話題のプラスチック加工「匠(たくみ)工芸」(兵庫県高砂市荒井町日之出町)による企画展「ファンタジーを体感せよ!」が8日、加古川総合文化センター(同県加古川市平岡町新在家)で開幕する。300平方メートルの展示室を使い、ゲームやアニメのような世界を表現。期間中、謎解きアトラクションやトークショーもある。11月6日まで。(増井哲夫) 関連ニュース 【写真】魔方陣やゲームの「セーブポイント」を再現したフォトスポット あこがれの武器や衣装が目の前に コスプレ用道具を制作、高砂の匠工芸が加古川で企画展 アニメやゲームの“武器”販売 高砂、海外コスプレファンも注目


 同社スタッフが考案した武器と衣装のセットを22組展示する。副代表でコスプレイヤーの桃井鈴さん(30)がモデルとなった写真を添え、それぞれの世界観を演出。背景まで作り込んだ魔方陣などのフォトスポットもある。
 このほか期間中、センター内を巡って謎を解くアトラクション(11月6日を除く土日祝日)、同社代表の折井匠さん(44)と桃井さんによるトークショー(10月9日、11月6日)、クリスタルキーホルダー作り(10月30日)が開かれる。
 同社は折井さんが2008年に設立。ゲームやアニメに登場するような武器をプラスチックで制作して評判となり、15年には「ファンタジー武器屋タクミアーマリー」を立ち上げた。これまでコスプレイベントの空間演出を企画したことはあったが、本格的な展覧会は初めてという。
 午前10時~午後5時(11、24日休館)。入場料は高校生以上800円、小中学生400円、未就学児無料。同センターTEL079・425・5300

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