ワクチン５回目接種券、２１日から発送　６０歳以上の高齢者対象　加古川市

　兵庫県加古川市は２０日、６０歳以上の高齢者らを対象にした新型コロナウイルスワクチンの５回目接種券を、２１日から発送すると発表した。オミクロン株に対応するワクチンの接種間隔が、５カ月から３カ月に短縮される見通しになったため、日程を前倒しする。早ければ２６日から集団接種が始まる。 関連ニュース 【感染症とケネディ氏】米国ではしか猛威、死者も　「反ワクチン」長官影響か 兵庫県のコロナワクチン副反応相談窓口、31日に終了 【アフリカのワクチン生産】コロナ後も遠い自給自足　米援助凍結追い打ちに

　市によると、６０歳以上などが対象の４回目の接種率は７６・１％（１８日時点）。１０月に約３万１千人、１１月に約３万６千人が、４回目接種から３カ月を超える。
　１０月２１日の発送分は、７月２３日までに４回目を受けた約１万６５００人が対象。１０月２５日には７月２４～３１日に４回目を接種した約１万４２００人に、１０月２８日には８月１～７日に接種した約１万６００人に送るなど、順次、接種券を届ける。
　集団接種会場は、現在の市役所新館１０階、イオン加古川店、神戸製鋼所加古川体育館に加え、１１月２３日に総合体育館、１２月に日岡山体育館にも開設する。
　インターネットが使えない高齢者らのために、１０月２４日～１１月２５日、市役所新館や各市民センター、イオン加古川店、ニッケパークタウンの計１１カ所に、予約支援窓口を設ける。（斉藤正志）