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 山梨県甲斐市の男性=当時(83)=が、がんの手術後に幻覚や妄想などを伴う「術後せん妄」を発症し徘徊して死亡したのは、入院先の山梨病院(甲府市)が適切な防止措置を取らなかったためとして、病院を運営していた「全国社会保険協会連合会」などに遺族が損害賠償を求めた訴訟の判決で、甲府地裁は18日、連合会側に慰謝料など計約1260万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は2010年2月24日、直腸がんなどの切除手術を受け、翌日深夜に術後せん妄を発症してカテーテルや酸素マスクを外し病院を徘徊。1階待合室で心肺停止の状態で発見され、間もなく死亡した。

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