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 大手製薬会社バイエル薬品(大阪市)の社員が血栓症治療薬の調査に答えた患者のカルテを無断閲覧していた問題で、調査に協力した宮崎県内の診療所の医師名で2012年と13年に医学誌で発表された論文は、調査結果などに基づいてバイエル社が実質的に執筆したものだった可能性があることが20日、分かった。無断閲覧した社員の代理人弁護士が指摘した。

 代理人は「論文は新薬の販売促進にも使われ、信用性に疑義がある」と問題視。バイエル社は16年、カルテの無断閲覧などを理由に論文を取り下げている。取材に「事実確認を進めており現時点でのコメントは控える」とした。

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