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 尿からマイクロRNAを集める器具。透明な樹脂に長さ2マイクロメートルの針が大量に敷きつめられている(名古屋大提供)
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 尿からマイクロRNAを集める器具。透明な樹脂に長さ2マイクロメートルの針が大量に敷きつめられている(名古屋大提供)

 尿に含まれる微小な物質を調べて肺や膵臓などの5種類のがんを見つける技術を開発したと、名古屋大や国立がん研究センターのチームが15日付の米科学誌に発表した。

 10年後の実用化を目指す。チームの安井隆雄名古屋大助教は「健康診断で採取し余った尿で、がんの有無を調べられる。早期発見や治療につながる」と話した。

 チームは、がんや正常な細胞から分泌されるマイクロRNAと呼ばれる物質に着目。長さ2マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の酸化亜鉛の小さな針を樹脂の表面に大量に敷き詰め、尿に含まれるマイクロRNAを集める器具を作った。

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