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 世界的人気作家の村上春樹さん(70)が10日発売の月刊誌「文芸春秋」に、長年不仲だった父の生涯をたどる手記を寄せた。戦時中、出征先の中国で捕虜殺害に関わった可能性に言及し、自身のルーツに絡む負の歴史を直視、継承する覚悟をにじませた。村上さんが家族について詳述する文章を公表するのは初めて。

 「猫を棄てる-父親について語るときに僕の語ること」と題し、上下2段組みで計28ページ。父と野球をする幼少期の村上さんの写真も掲載した。

 村上さんは父子間の確執にも言及。20年以上対面のない絶縁状態を経て、父の死の直前に「和解のようなこと」をしたと振り返った。

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