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 東京電力福島第1原発事故で、福島県から千葉県に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁の裁判官が24日、原発事故で立ち入りが原則禁止の帰還困難区域など福島県内の被災地を視察した。

 視察は、裁判官が被害の実態を把握するため、現地進行協議として非公開で実施。白い防護服を着用した白井幸夫裁判長らが浪江町の帰還困難区域にある原告男性の自宅を訪れ、動物に家屋が荒らされた状況の説明を男性から受けた。休校が続く浪江町の大堀小や、飯舘村内の除染廃棄物の仮置き場なども視察した。

 原告側は一審千葉地裁でも裁判官の現地視察を求めたが、実現しなかった。

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